人は、昨日と今日でまったく同じ存在ではありません。
身体も心も環境も、目に見えないほど小さく変化し続けています。だから、過去の失敗や性格を「これが自分だ」と固定する必要はありません。ただし、変化しているからといって、何もしなくても望む方向へ進めるわけではありません。
同じ考え方に執着し、同じ選択を続けていれば、
表面的な状況が変わっても、似た現実を何度も繰り返します。
大切なのは、自分を無理に別人へ作り替えることではなく、
今の自分を固定しているものに気づくことです。
気づきというのは、ループを認識するということ。
ループしているとわかったということは、同時に、抜け道がわかったということですから。
「自分はこういう人間だ」「どうせまた同じ結果になる」という思い込みは、変化そのものを止めることはできなくても、変化の向きを狭めてしまいます。反対に、自分が本当に望む方向を認め、古い前提を手放せば、これまで見えなかった選択肢が自然に現れ始めます。
生命力は、努力して新しく作り出すものではありません。
本来すでにある力が、恐れや執着、過剰な自己否定によって塞がれているだけです。
強く変わろうと力むほど、かえって今の自分を意識し続けることになり、その状態を固定してしまうこともあります。必要なのは、自分を責めながら変えることではなく、変化し続ける存在として自分を受け入れることと言いましょうか・
過去は、現在の自分を説明する材料にはなっても、未来を決める命令ではありません。昨日まで何度同じことを繰り返していたとしても、今この瞬間の選択まで同じにする必要はないのです。人はいつでも完成した存在ではなく、関わる人や環境、受け取る情報、自分の決断によって更新され続けています。変化を恐れて今の状態を守ろうとするより、その流れを信頼し、自分が望む方向へ少しずつ舵を切る。その姿勢によって、人は今この瞬間から新しい自分へ移り始めることができますが、それって意識したから可能になるってことじゃ無いってのが、難しい理由かなと。





コメントを残す