観念を書き換えるという言葉。
潜在意識についての情報を追い求めると、
必ず出てきますよね。
今ある否定的な思考を見つけて、
前向きな言葉に置き換えることなんじゃ?と思われるかも知れません。
しかし、本当の意味で観念が変わるときってのは、自分が現実だと思って握っていた解釈が外れ、一度ゼロに戻ることです。ゼロとは何かといえば、許しなんですが、それは対象を敬うでもリスペクトを持つでもなく、一切の興味が無くなるに近いです。
ここでいう「解釈」とは、自分が世界をどのような場所だと捉え、その世界の中で自分をどのような存在として位置づけているかという無意識の前提です。
たとえば、攻撃的な発言をする人に強い不快感を覚えたとします。そのとき、目の前の相手だけを見ているとは限りません。過去に攻撃的になった自分を責めていたり、自分の中にある攻撃性を悪いものとして封じていたりするために、相手の姿を通して自己否定が刺激されていることがあります。
他者への否定には、自分の中でまだ許されていないものが現れます。
ただし、そこで「自分も同じだから悪い」と責めれば、内観が新しい自己否定に変わります。内観とは、自分の短所を探し出して矯正する行為ではないのです。
自分が何を悪だと決め、
その解釈によって世界との関係をどう歪めているのかを見抜き、
判断そのものをゼロに戻していく行為です。
まあ逆も然りです。善だと決めつけているものにもやる必要があります。
攻撃的な言葉も、ある状況では自分の身を守るために出ることがあります。厳しい言葉を受けた悔しさが、自分の技術を高める力になることもあります。だからといって、傷つける行為を肯定する必要はありませんよ。重要なのは、その出来事に絶対的な意味を与え、一方の偏りの感情へ固定している観念を見つけることです。
この世界で起きる出来事には、最初から固定された意味があるわけではありません。自分の解釈が一部分を切り取り、善悪を決め、その意味に沿って感情と現実を反復させています。
だから観念を書き換えるために必要なのは、
世界を変えようとすることではなく、
まず世界を許すことからになります。
ここでいう「許す」とは、
相手の行為を正しいことにする意味ではありません。
もうその出来事に、興味がゼロになり、
自分の未来を決めさせないということです。
しかし、潜在意識は、許せないものを反復します。
それによって我々は未来が決められています。
たとえば、過去の男性関係で深く傷ついた人が、その傷を処理しないまま男性全体への不信を抱えているとします。本人は仕事と過去を分けているつもりでも、無意識には男性との距離を取り、信頼できる男性顧客や協力者との縁を遠ざけることがあります。
兄との関係に強い緊張が残っていれば、少し年上の男性に同じ感覚を重ねてしまうこともあります。本来なら親近感のある助言をくれる先輩に対して、理由の分からない警戒心を持ち、自分から関係を切ってしまう。
こう言った時、過去の人物そのものを反復しているではありません。
その人物との関係で作られた自分の立場を、別の人間関係の中で再現します。
だから、過去の相手や対象を完全に許す必要があります。
それは、されたことを忘れるという意味ではなく。。。
相手の行為によって、
自分は弱い立場に置かれたという
関係構造を終わらせることです。
エネルギーのバランスを取るってことです。
許せない相手を心の中に残している限り、
自分はその相手に影響される存在として生き続けます。
内観によって自分の解釈をゼロに戻し、
世界を許すことができたなら、
次に必要になるのは強気になることです。
ここでいう強気とは、他人を見下したり、
自分を大きく見せたりすることではありません。
過去の恐怖を基準にして、未来の選択を縮めないことです。世界を許しても、自分が弱い立場に戻れば、同じ現実は再び作られます。反対に、強気になっても、世界への怒りを抱えたままなら、その強さは敵と戦うために消費されます。
世界を許したうえで強気になるから、自分のエネルギーが未来へ向かいます。観念が外れるほど、それまで警戒や自己防衛に使っていた力が戻ってきます。
その力を使い、自分の可能性を疑わずに進めるようになると、偶然と思える出来事が連続し始めます。奇跡が突然起きるというより、自分が無意識に拒絶していた縁や機会を、受け取れる状態になるのです。
内観とは、自分を励ますためのものではありません。自分を納得させるためのものでもありません。自分が作った解釈をゼロに戻し、世界との間に残っている否定を終わらせるための行為です。
最強の生き方とは、世界をすべて許したうえで、今までより強気に生きることです。
許すことで過去の反復が終わり、強気になることで新しい現実が始まります。
そのために、観念の書き換えがあり、内観があります。
今回は結構、有料級のことを話しましたので、ぜひ参考に(。ì_í。)





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