情報デブ。

何度も見返さなければ忘れるということは、
最初から消化されていなかったということ。

そんな話をしていきたいと思います。

考えてみて欲しいのは、
食べたものを吐き戻して、もう一度口に入れる。
それを繰り返しても栄養にはなりません。

重要なのは、
忘れてしまうことと、
反芻は違います。

反芻とは情報を味わうということで、
味わいきって消化できたんなら、
それはあなたに必要な情報だったのでしょう。

牛も食事で反芻をおこないます。

牛が何度も噛んでモグモグしているのは「反芻(はんすう)」と呼ばれる行動。食べた草を一度飲み込んだ後に再び口へ吐き戻し、細かく噛み砕いて消化しやすくする仕組みで、健康な牛にとって非常に大切な生理現象とのこと。

それとは違って、

あの時、覚えていたはずなのに、、
もう忘れちゃってたな。という情報は、
あなたにとって必要ない情報なのです。

一度反芻したはずなのに、

その後、忘れた状態となり、
再度、何度も確認しなければ使えないものは、
そもそも身体に染みない情報なのです。
アレルギーにも近い。

体に入った知識はただ必要な瞬間に勝手に動くし、
それは思い出すというより、
もとからそこにあったものが現れる感覚に近いもので。

逆に言えば、何度も見返す必要があるものは、
今の自分には早すぎるか、
そもそも自分には関係のないものなんです。

これは記憶術を教えていた時に思いました。

せっかく記憶術で頑張って覚えた知識も、
実践で出す場もなく骸となったものが
いくつもいくつもありました。

ああ、無駄なものばっかり入れてたなと。

鍛錬とは反復ですが、
反復は消化されたものを深めることであって、つまり反芻であって。
消化されていないものを繰り返し口に入れることではありません。
一度触れて体に入ったものだけが、実戦で出てくる。出てこないものは、最初からなかったのと同じだと思うと、いろんな無駄が省けそうです。

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